mariadb 5.5.59へのアップデート

• OS(userland): NetBSD 6.1
• kernel: NetBSD 6.1
• MariaDB: 5.5.52

準備としてpkgsrcから
cmake
ncurses
boost
をinstall しておきます。

https://downloads.mariadb.org/mariadb/5.5.59/
から
mariadb-5.5.59.tar.gzをダウンロードして展開します。



ビルドします。
5.5.32までは問題なかったのですが、5.5.33の場合、NetBSDではバンドルされているjemallocが
悪さをしているようでmutex lockで固まってしまいます。そこでバンドルされているjemallocは利用
しないようにcmake実行時にパラメタを追加します。
5.5.49ではバンドルされているjemallocを使用した場合の動作は確認していませんが、5.5.33と同様に
システムのjemallocを利用することにします。

5.5.59では、TOKUDBのbuildにはJEMALLOCが必要なようで、TOKUDBは今回は外します。

5.5.59では、openat()を使っていてbuildは通るのですが、以下のエラーで起動できないです。



そこで、openat()を使わないように、以下のパッチを当てます
https://gist.github.com/yellowback/41a5791652b259edac5a524ff66bf7da



動作しているデーモンを停止してからインストールします。デフォルトで/usr/local/mysql以下にインストールされます。今回はそのまま使います。



DB用のディレクトリなどは前回作成したものを利用します。

/etc/rc.d/mysqld は以下のものを使用しています。
https://gist.github.com/yellowback/5865302

デーモンを起動して完了です。