環境
- Server OS(Host): Linux (Ubuntu gutsy)/i386
- Server Kernel: 2.6.22-14-server
- Client OS: Windows XP
- Client Browser: Firefox 2.0.0.9
http://www.vmware.com/beta/server/からいくつかformをうめて、VMware-server-e.x.p-63231.i386.tar.gz を入手します。
% tar zxvf VMware-server-e.x.p-63231.i386.tar.gz
% cd vmware-server-distrib
% su
# ./vmware-install.pl
スクリプト実行中いくつか質問されますが、すべてデフォルト値。
これで完成。vmnetのアドレスなども元の値のまま保存されます。
とここまではよかったのですが、ここでubuntuをrebootしたのですが、shutdownが途中で止まってしまいました。調べてみると、/etc/init.d/vmware stopが途中で止まっているようです(*1)。
とりあえず強制的にkillして先へ。
ubuntuが立ち上がったのでpsでみてみるとvmwareのプロセスが立ち上がっているようなので、他のWindowsマシンからアクセスしようと思ってclient(VMware Server Console)を探しても、clientがない。2.0beta1ではどうやらweb browser越しのアクセスが追加されて、専用clientはなくなったようです。
というわけで、vmware-install.pl実行の途中で指定したport番号(今回は80でした)にWindowsのFirefoxでアクセス(http://server-name.example.org)したところ、login画面が表示されました。
VMware Server Consoleと画面構成もだいぶ変わっていて最初ちょっとわかりづらかったですが、
右側 Commands>Add Datastoreで仮想マシン群がある場所(/home/vmware)を追加し、Commands>Add Virtual Machine to InventoryでGuestOSが選べるようになりました。
これでようやくGuestOS起動できるようになりました。
さて、GuestOSを起動したのですが、GuestOSのconsoleはWeb browser越しのタブを選択することで見えるようになるようですが、Firefoxのpluginが必要なようです。Install pluginというリンクを押すとFirefoxにpluginがインストールされました。ここでFirefoxを再起動。もういちどGuestOSのconsoleをみたのですがうまく表示されません。が、Firefoxをもう一度再起動などいろいろやっていたら見れるようになりました(謎)。このいろいろやっていたときに、IE6でも試してみたのですがIE6でも同様にpluginをいれてconsoleが見れるようになりました。
Browser越しの操作だと動きが非常にもっさりした感じです(対1.0.4のVMware Server Console比)。
次にGuestOSを2コ同時に立ち上げも成功しました。GuestOS間のpingも通りました。
現状での私の環境でのおおきな問題としては
- serverの/etc/init.d/vmware stopがhangする(*1)
- Clientの動きがもっさり
という感じです。
(*1)に関しては、community(
http://communities.vmware.com/community/beta/server2.0)で2.4.23でhangするという問題がknown bugとして認識されているようで、それと関連があるのかもしれません。
動きがもっさりな点は、やはり専用のclientが欲しいところです。
ただ、いろいろ面白そうな機能も追加されてたりするのでもうすこし2.0beta1を使い続けてみようと思います。