- OS(userland): NetBSD 6.1
- kernel: NetBSD 6.1
- MariaDB: 5.5.31(revno: 3817)
準備としてpkgsrcから
cmake
ncurses
boost
をinstall しておきます。
次にMariaDBのソースを取得します。
5.5.31のソースtarballを使うとNetBSDでは途中(sql/threadpool_unix.cc)でコンパイルエラーとなります。
repository上ではすでにパッチが適用されているのでそこからソースを取得します。
https://downloads.mariadb.org/mariadb-misc/1.0.0/
から
mariadb-shared-repo.tgz
をダウンロードします。
$ mkdir repos
$ cd repos
$ mkdir maria
$ tar zxvf somewhere/mariadb-shared-repo.tgz
$ bzr branch lp:maria/5.5
$ cd 5.5
$ bzr pull
$ bzr log|head -2
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revno: 3817
ビルドします。
$ ./BUILD/autorun.sh
$ ./configure
$ cmake .
$ gmake
インストールします。デフォルトで/usr/local/mysql以下にインストールされます。今回はそのまま使います。
$ su
# gmake install
DB用のディレクトリを作成します。
# mkdir /var/mysql
# chown mysql.mysql /var/mysql
/etc/rc.d/mysqld を作成します。
https://gist.github.com/yellowback/5865302
DBを初期化してmysqldを起動します。
# /etc/rc.d/mysqld initdb
# /etc/rc.d/mysqld start
MySQL5.6のサーバでDBのバックアップをとります。
netbsd60$ mysqldump -uroot -p --all-databases >somewhere/backup.sql
backup.sqlをMariaDBを動作させたマシンにコピーします。
backup.sqlにはSTATS_PERSISTENTが含まれていました。これはMySQL5.6の機能のようですが、MariaDB 5.5では使えないため、MariaDBに流し込むとエラーになります。
そこでその部分を削除して、からmysqlに流し込みます。
# sed 's/STATS_PERSISTENT=0//' somewhere/backup.sql |/usr/local/mysql/bin/mysql
あとはMariaDBを再起動して終了です。
# /etc/rc.d/mysqld restart