ReadyNAS NV+のファームウェアの新版4.1.5が7月15日にリリースされたのでアップデートしました。
4.1.5 -> 4.1.6の変更点は以下のページで交換されています(日本語)。
http://www.readynas.com/ja/?p=2680
新規機能
- ReadyNAS Remote を同梱。Add-onを追加せずに、ReadyNAS Remote をお使いいただけます。
- ReadyDLNA の改善。 WAVファイルをPS3で再生できるようになりました。
バグ修正
- SMTP サーバーの設定で、より多くのサーバーを利用できるように修正。
- ワイヤレスネットワークを使用した場合のパフォーマンスを4.1.4と同等レベルに改善しました。
- ファームウェアのサイズを小さくし、ReadyNAS 600 Rev.A でもご利用いただけるようになりました。
- ディスク故障時に、X-RAIDのディスクシグネチャの扱いを修正し、上書きされないように修正しました。
- CSVファイルでのユーザ/グループファイルのエクスポートを修正しました。
- SMTPユーザと差出人の入力欄で、長いメールアドレスを扱えるようにしました。
- ドメインセキュリティモードで、FTPによるホームディレクトリの共有が正しく行われるように修正しました。
- 共有のアクセス制限に、数字のみのユーザ名を指定できない問題の修正。
- メモリリークによって、動作が不安定になる問題の修正。
- Time Machine を使用した場合に、CIFS/SMBで共有がブラウズできなくなる問題の修正。
- ReadyDLNA で多くの修正を行いました。(日本語のMP3ファイルの問題も修正されています。)
- Bonjour で、CIFSサービスが “nas-xx-xx-xx (CIFS)” と通知されます。
- MGE社のUPSとの互換性を改善しました。
環境
- HDD: Hitachi HDT725050VLA360 x 4台
- RAID設定: X-RAID
- メモリ: 1024 MB [ 2.5-3-3-7 ]
旧ファーム: 4.1.5
新ファーム: 4.1.6
http://www.readynas.com/?p=2680から、RAIDiator-4.1.6 をダウンロードします。
そして、browserでreadynas NV+ (https://nvplus.example.org/admin) をアクセスします。
システム>OSアップデート>ローカルで、先ほどダウンロードしたファームを選択し、「アップデートしベリファイする」をクリックします。
1分程度待った後確認画面が表示されるので「システムアップデートの実行」をします。
システム>シャットダウン>システムのリブートを選択して「適用」をクリック。
しばらくまって起動します。起動後しばらく(10分程度)はFWアップデート中でアクセスできない状態になっていました。
ジャーナリングオフの設定に変えていたのでfsckに数時間要しました。
以前導入した、plugin(ToggleSSH, EnableRootSSH)は、新しいファームでも有効になったままのようです。
以下のブラウザで動作確認済みです。
- MacOSX Leopard 10.5.7/Safari 4.0.2
おまけ
readynas:~# uname -a
Linux readynas 2.6.17.8ReadyNAS #1 Tue Jun 9 13:59:28 PDT 2009 padre unknown
RAIDiator 4.1.4/4.1.5とカーネルのバージョンは変わっていませんが、作成日時が違ってるようです。