- Y2の型番: CF-Y2DW1AXR
- 交換前 HDD: Toshiba MK4025GASL(40GB, 4200rpm) ←もともと付属していたHDD
- 交換後 HDD: HGST HTS541010G9AT00(100GB, 5400rpm)
ディスクコピー
これまで使用してきたHDDのパーティション構成は、
- NTFS: Windows XP (10GB)
- Ext3: Debian/Linux (24GB)
- Linux swap (0.5GB)
のようになっていました。今回はOS再インストールが面倒なのでこのままのパーティション構成でディスクコピーをしたいと考えました。
ハード的には、まず新しい2.5inch HDDを手元にあったARGOSYというメーカーのPCMCIA接続の2.5HDDケースにいれてY2と接続しました。
次にソフトですが、はじめはxcopyを使ってNTFSパーティションをコピー、ext3はLinuxでコピーということを考えていました。ところがwebで検索したところxcopyではWindows XPではうまくディスクコピーが行えないかもしれない(未確認)というページを見つけたので、他のツールを探してみました。
Acronis True Image 8
http://www.proton.co.jp/products/acronis-trueimage-8/detail.html
というツールの体験版があり、15日間機能制限なしで使えるようでしたのでこれを試してみることにしました。
このツールは結構よくできていて、「クローン作成」機能では、
- パーティションサイズを好みの値に変更(手動モード)
- Ext3を認識してコピー可能
- Linux Swapはセクター単位でコピー(あまり意味はないですが)
- mbrをコピー、適切に変更。
ということができます。コピーには5,6時間かかりましたが、
- NTFS: Windows XP (60GB)
- Ext3: Debian/Linux (35GB)
- Linux swap (0.5GB)
のような構成(ディスクの中身もコピーされているはず)のHDDができあがりました。
※ USB 2.0接続なんかの高速な2.5HDDケースを使ったりすると時間が節約できたりするのかもしれません。
Y2を分解してHDDの交換
さて、次はY2を分解してHDDを交換します。
このあたりのサイトを参考にしてY2を分解しました。
新しいHDDは電圧を3.3V対応にするために41,44番ピンを切断しました。
HDDはかなり奥のほうにあったため分解するのが大変でしたが、なんとかHDDを交換できY2も見た目は元通りになりました。
動作確認
いよいよ電源を入れて動くかどうかの確認です。
以前のHDDに比べて回転しているときの音が少し大きな感じですが、それほど気になるといったレベルではないです。
まずは、BIOSで新しいHDDが認識されていることを確認しました。これはOK。
次はブートローダーですが、grubが無事に起動しました。
grubでWindows XPを選択しWindowsを起動します。
Windowsは無事に起動しました。HDDを変更したためハードウェアプロファイルが変更になったため再起動が必要でしたが、再起動後は特に問題もなく動作できました。
次にY2を再起動しgrubでLinuxを選択して起動します。
Linuxも無事に起動しました。HDDの回転数が4200rpm -> 5400rpmとなったおかげでLinuxの起動が早くなった印象をうけました。Linuxも特に問題もなく動作できました。
というわけで、今回のHDD換装は無事に終えることができました。
きのこ取り名人わおわまーるストア 日時 : HTS541010G9AT00 ハードディスクドライブ